ベータグルカンとは?

ベータグルカンとは、ブドウ糖から構成される高分子結合のタンパク多糖体のことを言います。最近、体の免疫機能を高める成分を含んでいる事が新たに分かり多くの研究者がその働きに注目し研究しています。我々が備え持っている免疫システムは何百万からの細胞から構成される高度で複雑なシステムです。まず、ウイルスや細菌などが体内に侵入します。すると、免疫細胞の中でもっとも多い「好中球」を呼び寄せます。これが、外敵に対する身体の最初の反応で防御線となりさまざまな病気を未然に予防してくれています。ベータグルカンの特徴のにこの「好中球」を活性化させることが挙げられます。そのメカニズムは、小腸から血液中に取り込まれたベータグルカンは自然免疫細胞マクロファージに取り込まれ、そのマクロファージによってより細かく砕かれることによって「好中球」に取り込まれるのです。そしてベータグルカンと合体した「好中球」はスピードが速くなり外敵のいる場所に速やかに移動し攻撃します。その時の攻撃能力も高くなることがわかっています。しかも普段の「好中球」は癌細胞を敵と認識できませんがベータグルカンと合体すると敵と認識して攻撃します。

パン酵母由来のベータグルカン

まだ日本では聞きなれないベータグルカンですが、すでにアメリカでは機能性食品としてメジャーな存在となっています。しかし、ベータグルカンといってもさまざまな種類があって、一言では説明できません。アガリクス、メシマコブ、ハナビラダケなどのキノコ類に含まれるもの。パン酵母やビール酵母など酵母類の細胞壁に含まれるものと、種類や組成により機能や働きが大きく変わってきます。近年、その働きから注目、研究されているのがパン酵母から抽出される「1,3/1,6グルカン」です。さかのぼること1941年。この年のアメリカ。ルイス・ピルマー博士がパン酵母から取り出されtベータグルカンに抗がん作用があることを発見し「ザイモサン」と名付けました。それを元に薬品も製造されましたが当時の技術では不純物が多く100%安全とは言えませんでした。その約20年後の1960年代に高純度のベータグルカンの抽出に成功、各国での健康維持食品への活用が盛んになってきました。数多くの種類があるベータグルカンの中でもパン酵母から抽出されるベータグルカンが注目される理由はその活性力の増強にあります。

商品選びのポイント

ベータグルカン由来の商品や食品を選ぶ時のポイントはやはり組成を詳しく知ることです。先ほども述べましたが、同じベータグルカンでも組成によって大きく種類が違ってきます。ですから、その含有成分の表示を注意深く観察し読みましょう。それと同じようにベータグルカンの純度も大切です。一般的には85%以上が良い商品でしょう。それと、信頼のおける企業であるかどうか。今の世の中数多くのサプリメントが溢れています。品質や安全性を企業任せにしておくのは大変危険です。消費する私たちにも自己責任を問われる時代ですので、よく観察し勉強してから消費するように心がけましょう。そうすればベータグルカンをはじめサプリメントは現代人の私たちには強力な助っ人となってくれるでしょう。

Copyright © 2008 ベータグルカンを知っていますか?