咳が止まらない時の咳止め方法を紹介。花粉症や喘息咳、百日咳など止まらない咳を止める方法を解説します。咳を止める方法やとまらない咳の対処方法を知りましょう。
風邪を引いたとき、鼻水やくしゃみなどの症状がおさまっても、意外に最後まで残るのが咳だったりしませんか? 咳は繰り返すうちかなり体力を消耗しますし、周囲の人にも気を使わせてしまいますよね。一度咳をし出すと、なかなか止まらなかったり、夜眠れなかったり。うがい薬を使って何度うがいしても、喉の奥にあるイガイガが取れず、ずっと違和感が……。そういったときは咳止め薬に頼ることになるわけですが、咳にも種類がありますから、ただやみくもに咳止めを飲むのも考えものです。痰が出ない乾いた咳には、咳中枢の働きを抑えるタイプや、気管支の収縮を抑えるタイプの咳止めを内服するのが有効ですが、痰がからんで、ゴホンゴホンと湿ったタイプの咳は、呼吸器の炎症やアレルギーが原因となって咳が出ていることが多いので、薬を飲んでも治らない可能性があります。痰には、気道に付着したほこりやウイルスが取り込まれていて、呼吸器の病気による膿を含んでいるときがあるからです。止まらない咳を止める方法を工夫してみましょう。
薬を飲む以外にも、咳の症状を抑える方法はあります。まず外出を控え、喉に温シップをして安静にする。また、乾燥は喉の大敵。冬に寒いからといって暖房をガンガンかけたり、逆に夏には冷房を効かせすぎないなど気を配って、室温を18〜20℃位に保ち、湿度にも十分注意します。大きな声を出すことは咳の誘発につながりますので、できるだけ控えてください。喉の乾燥を防ぐために、アメなどをこまめになめるのも効果的です。乾燥防止に加え、水分補給も咳止めには欠かせない要素です。喉が渇いたと感じる前に、まめに水分を摂るようにしましょう。このとき水分は、冷たい物や炭酸飲料は控え、温かいものを飲みます。ただし水分の摂りすぎは逆効果になるので、あまりガブガブ飲まずに喉を潤す程度で。夜、横になってから咳が止まらないという人は、寝る1時間前くらいから水分を断っておくのがいいでしょう。外出するときは、マスクを忘れずに。ほこりや排気ガスから喉を守ってくれるだけでなく、マスクは周りの人に対するマナーでもあります。最近はマスクの中にメンソールや潤い効果のあるパッドを入れられるものも売っていますので、試してみるのもいいかもしれません。そして帰宅後のうがいは言うまでもありませんね。タバコを吸う人は、できれば禁煙してください(どうしても無理なら本数を減らすだけでも……)。咳が止まらない時の対処方法として効果があります。
また、咳止めには多くの民間療法があります。昔から伝わるものですから効果も期待できますし、身体にもやさしいので薬に頼る前にこういった民間療法を試してみるのもいいかもしれません。まずは、咳に効くと言われている飲み物、食べ物を紹介します。どれも家庭にあるもので簡単にできます。【レンコン汁】生のレンコンをすり下ろし、キッチンペーパーやきれいな布巾などで絞って汁を取り出す。この汁を50ccほどそのまま飲みます。飲みやすい味ではありませんが、昔から咳止め効果が高いと言われている方法です。【ダイコンはちみつ】大根をきれいに洗い、皮ごと細かく切る。切った大根を容器に入れ、かぶるくらいの蜂蜜を入れ、一晩おく。この大根からエキスがしみ出した蜂蜜をスプーンに1杯、1日数回飲むようにします。【カリンの砂糖漬】カリン2個を輪切りにして鍋に入れ、水を加えてやわらかくなるまで煮る。黒砂糖200g加え煮詰め、最後に黒砂糖を100g程まぶします。【黒豆の煎じ汁】大さじ2杯の黒豆と600mlの水を鍋に入れて水が半分になるまで煮る。煮汁をこして、好みで黒砂糖を少し加え、1日3回飲みます。次に、ツボ押しの民間療法です。道具もいらず、指で押さえるだけですので是非試してみてください。【てんとつ】咳止めでいちばん有名なツボ。喉の炎症は止められませんが、症状を和らげることができる咳止めのツボなので、喉が真っ赤にはれて痛いようなときに効果てきめんです。鎖骨と鎖骨の間のくぼんだところに人差し指か中指を引っかけて、下に向かって押します。ここが「てんとつ」です。まっすぐに押すと、息が詰まって苦しくなるので必ず下向きに力を加えてください。【しゃくたく】急な咳こみを抑える特効ツボ。喉のいがらっぽさをとるツボでもあるので、カゼの引きはじめにも効果的です。ひじの内側にできる横ジワの線上にあり、真ん中よりやや親指よりにある「しゃくたく」。押すと、グイッと指が入る場所です。痛みが走るくらい強く刺激しましょう。【かみしゃくたく】「しゃくたく」よりやや上にある咳止めのツボ。しゃくたくと合わせて刺激してみましょう。また、ひじのシワ周辺をドライヤーやカイロで温めるのも効果的です。